「壁で爪とぎされてボロボロ…」「家具が犠牲に…」
にゃんこ🐈との暮らしで多くの飼い主さんが悩むのが“爪とぎ”問題。
けれど、これはにゃんこ🐈にとって本能的で、とても大切な行動なんです。
今回は、にゃんこ🐈の健康と習性を大切にしながら、おうちを守る爪とぎ対策をご紹介します。
なぜ猫は爪とぎをするの?
爪とぎは、単なる「いたずら」ではありません。にゃんこ🐈にとっては、生きるための大事な行動です。
主な理由は以下
- 古い爪の角質をはがして、鋭く保つ
- においをつけて、自分のテリトリーを主張する
- ストレス発散や気分転換
つまり、爪とぎ=にゃんこ🐈の心と体の健康に欠かせない行動なんです。
爪とぎ場所のNG例とその理由
「せっかく爪とぎグッズを買ったのに、全然使ってくれない…」という声もよく聞きます。
その原因、置き場所や素材が合っていないかもしれません。
よくあるNG例
- にゃんこ🐈が普段行かない部屋の隅に設置
- 安定感がなく、ガタつく素材
- 縦方向にとぎたいのに、横置きしかない
にゃんこ🐈の好みや性格に合わせて、場所やタイプを工夫することがポイントです。
効果的な爪とぎ対策①:好みに合った爪とぎを用意しよう
にゃんこ🐈の爪とぎにも好みのタイプがあります。
主なタイプ
- 【縦型】ポールタイプや柱タイプ
- 【横型】マットや段ボール製のフラットタイプ
- 【斜め型】斜めの傾斜がある爪とぎ
まずは愛猫の好みを観察して、複数の種類を用意してみましょう。素材も「麻・段ボール・カーペット地」など、色々試してOK。
効果的な爪とぎ対策②:置き場所を工夫しよう
にゃんこ🐈がよく爪とぎをするのは、起きた直後、通り道、部屋の出入り口付近などです。
おすすめの置き場所
- ベッドや寝床の近く(起きてすぐ使える)
- にゃんこ🐈の動線上(移動中に使いたくなる)
- 壁で爪とぎをするなら、その前に縦型爪とぎを設置
家具を守るなら、傷をつけられやすい場所を“あえて爪とぎゾーン”に変えるのがコツ。
効果的な爪とぎ対策③:家具や壁の保護も忘れずに
どうしても爪とぎされやすい場所には、予防策も必要です。
実践しやすいアイテム
- 爪とぎ防止シート(透明で目立ちにくい)
- 壁紙保護パネル(賃貸にもおすすめ)
- 家具カバーやコーナーガード
また、「柑橘系の香りスプレー」など、にゃんこ🐈が苦手なにおいで忌避する方法もあります。
爪とぎのしつけは“怒る”より“誘導”がカギ
爪とぎをされて困る気持ち、よく分かります。でも「ダメ!」と怒っても、にゃんこ🐈には伝わらないことが多いです。
おすすめのしつけ方法
- 爪とぎグッズに猫じゃらしやまたたびで誘導
- とげた時にたくさん褒めてごほうびをあげる
- 爪とぎされたくない場所は物理的にブロック
にゃんこ🐈に「ここでとぐのが正解なんだ」と教えるように、ポジティブな方法でサポートしてあげましょう。
爪とぎは“にゃんこのお仕事”です
爪とぎは、にゃんこ🐈の健康や心の安定に欠かせないもの。
叱るよりも「とぎたい気持ちを満たす場所」を用意して、お互いに気持ちよく暮らせる工夫をしていきましょう。
今日からできること
- にゃんこ🐈の好みを観察して、タイプ別の爪とぎを試す
- よくとぐ場所にピンポイントで設置
- 壁や家具の保護も忘れずに
にゃんこ🐈も満足、おうちもキレイをキープ。
そんなバランスのとれた“にゃんこ共生ライフ”、ぜひ楽しんでくださいね🐾
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