「うちの子、最近お口がくさいかも…?」そんな気づきがあったら、それはデンタルケアを見直すタイミングかもしれません。
わんこ🐕やにゃんこ🐈にとっても、お口の健康はとっても大切。
毎日の歯みがき習慣が、病気の予防にもつながります。
今回は、わんにゃんと楽しく続けられる歯みがき習慣のポイントをご紹介します。
どうして歯みがきが必要なの?
わんこ🐕やにゃんこ🐈も、私たち人間と同じように歯垢(しこう)や歯石がたまることで、口内トラブルを起こすことがあります。特に多いのが歯周病です。
- 歯ぐきの腫れや出血
- 歯がグラグラする
- 食欲不振や口臭
こうしたトラブルを防ぐためには、歯垢が歯石になる前に落とす「歯みがき」がとっても大切。毎日の習慣にすることで、口内の健康を守ることができます。
歯みがき、いつから始めるのがいいの?
できれば、子犬・子猫のころから始めるのが理想です。歯みがきに慣れるのが早くなり、成長後もスムーズにケアができます。
ただし、大人になってからでも遅くはありません!
焦らずゆっくり、少しずつステップを踏んで慣れてもらいましょう。
歯みがきのステップガイド
歯みがきが苦手なわんこ🐕やにゃんこ🐈に、無理なく慣れてもらうためのステップをご紹介します。
ステップ1:口元を触ることに慣れよう
まずは、口のまわりやあごをやさしく触る練習から始めます。「触られても怖くないよ」と伝えるように、声かけも忘れずに。
ステップ2:ガーゼで歯をぬぐう
慣れてきたら、濡らしたガーゼで歯をやさしくぬぐってみましょう。少しずつ奥歯まで触れるようになれたらOK!
ステップ3:歯みがきペーストを使ってみる
ペット用の歯みがきペースト(チキン味やミルク味など)を使ってみましょう。味を楽しみながら、歯みがきが「うれしいこと」になるように工夫します。
ステップ4:専用歯ブラシでやさしくブラッシング
いよいよ歯ブラシの登場!わんにゃん用の小さなヘッドのものを使い、優しく円を描くように磨きます。1回で全部をやらなくてもOK。今日は右側、明日は左側など、無理なく続けることが大切です。
歯みがきが苦手な子にはこんな工夫を
歯みがきがどうしても苦手なわんこ🐕・にゃんこ🐈には、補助的なデンタルケアアイテムも活用してみましょう。
- デンタルガム(噛むことで歯垢を減らす)
- 歯みがきシート(指に巻いて使える)
- デンタルスプレーや飲み水に混ぜる液体タイプ
ただし、こうしたアイテムはあくまで「補助」。やっぱり歯ブラシを使ったケアが一番効果的です。
にゃんこ🐈の歯みがきはもっと慎重に
にゃんこ🐈はわんこ🐕よりも歯みがきに警戒心を持つ子が多め。無理やり口を開けると、逆にストレスになってしまうことも。機嫌のよい時にそっと触れたり、1日にほんの数秒だけ歯に触れるなど、時間をかけて慣れてもらいましょう。
また、にゃんこ🐈専用の歯みがきシートやジェルなど、負担の少ないアイテムから始めるのもおすすめです。
お口の健康は一生の宝物
わんこ🐕・にゃんこ🐈のお口の健康は、毎日のケアで守れます。
- 歯みがきは早いうちから少しずつ慣らしていこう
- 楽しい時間にするために、おやつや声かけも忘れずに
- どうしても難しいときは、補助アイテムも上手に活用
わんにゃんがいつまでも元気にごはんを食べて、にっこり笑顔で過ごせるように。歯みがき習慣を、今日から少しずつ始めてみませんか?🐾
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