私たち人間と同じように、わんにゃんも 環境の変化や刺激の強さによって心と体に負荷 がかかります。
うまく発散できずに溜まり続けると、体調不良や問題行動の引き金に。まずは“ストレス=悪いもの”と決めつけず、「今ちょっとつらいよ」というサインを受け取るアンテナを立てましょう。
目次
わんこ🐕のストレスサイン
- あくびが急に増える
眠くないのに連発するのは“落ち着きたい”サイン。 - 前足でカリカリ床を掘る
不安や退屈のサイン。エネルギーが有り余っていることも。 - 体をブルブル振る
水を払うしぐさが緊張リセット代わりに出ることも。 - 舌なめずり・口角をぺろり
相手に「ケンカする気はないよ」と伝えるカーミングシグナルの一種。 - しっぽを下げて固まる/震える
強い恐怖やプレッシャー。刺激を遠ざけてあげるのが最優先。
にゃんこ🐈のストレスサイン
- 過度な毛づくろい(グルーミング)
一部分を集中的に舐め続け、ハゲができるほどなら要注意。 - 急に耳が横に倒れる(イカ耳)
不快・緊張・警戒のサイン。無理に触れず距離を保とう。 - 低い姿勢で尾を巻き込む/尻尾を大きくバタンバタン
前者は恐怖、後者はイライラの表れ。原因を静かに探る。 - 隠れて出てこない/トイレを我慢する
生活エリアに“安全地帯”が足りないかも。隠れ家を増設して。 - 突然の粗相や攻撃行動
病気・環境変化・多頭飼いの緊張など複合要因が多いので、行動+健康チェックを。
ストレスを和らげる暮らしの工夫
- 安心できる“逃げ場所”を用意
クレートや段ボール、キャットタワーの高所など、誰にも邪魔されない“自室”を。 - 1日15分の“質の良い遊び”
わんこ🐕には頭を使う知育トイ+散歩コースの変化、にゃんこ🐈には狩りごっこ系おもちゃで本能発散。 - 生活リズムは“だいたい同じ時間”
ごはん・トイレ掃除・就寝起床が安定すると安心感UP。 - ポジティブ強化で“できた!”を増やす
怖い物に慣れる練習は“短時間+ごほうび”で成功体験を重ねる。 - 健康チェックはこまめに
痛みや不調→ストレス増幅の悪循環に。年1回の健診+日々の観察をセットで。
小さな異変に気づけるのは、家族であるあなた
わん・にゃんは「ストレスだよ!」と声に出せません。
あくび1回、視線のそらし方ひとつにも心のメッセージが詰まっています。
- まずは“いつもと違う”に敏感になる
- サインを見つけたら原因を取り除き、安心を足す
- 叱る前に「どうしてかな?」と一呼吸
そうやって寄り添う毎日が、わんにゃんのしっぽをふわっと軽くしてくれます。今日からぜひ、ストレスサイン探しの優しいレーダーをONにしてみてくださいね🐾
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